究極のダイエット方法は…

ダイエット

突然ですが

誰もができる究極のダイエット方法

があるとしたら知りたいと思いませんか?

 

そんなうまい話あるわけないだろ(-_-)

と思われた方は多いかと思います。

確かにダイエットに関してうまい話はありません。

しかし

この方法は誰でもできることです。

それは何かと言いますと…

 

よく噛むことです!

 

 

がっかりされた方が多いかと思いますが

心がけ次第で誰でもできることですよね(^^)

 

よく噛むことを心がければ

  • 好きな物を制限しない
  • 激しい運動をしない
  • ダイエット食品にも頼らない
  • 好きな時に食べられるダイエットができる

というまさに究極のダイエットができるといえます。

 

今回は噛むことによって得られる効果を中心にお伝えします(^^)

 

噛む回数が減っている

まずはじめに

現代人は噛む回数が減っています。

現代人が1回の食事で噛む回数は約600回前半

昭和初期は約1400回と今の倍近い回数です

弥生時代はなんと4000回も噛んでいたそうです

なぜここまで噛む回数が減ってしまったのでしょうか?

考えられる原因は何個かあります。

 

まず1つは

日常的に柔らかいものを食べるようになったことです

  • パン
  • お菓子
  • ファストフード

これらはよく噛まなくても飲み込めることができますよね。柔らかい食品が増え、日常的に食べる食習慣が身についたことが一つの大きな要因であると推測できます。

2つ目は

早く食べるライフスタイルを優先していることです。

  • 立ち食いそばや牛丼をかき込むように食べるサラリーマン
  • 「早く食べなさい」と子どもに注意する親御さん

このような光景は見たことがあるかと思います。

  • 時間がないから食事を急いで食べる
  • 早く食べるように催促されるから自然とその習慣が身についてしまう

せわしなく動くライフスタイルであると、どうしても食事がおろそかになってしまいがちです。

 

よく噛むことによって得られること

現代人は噛む回数が減っていますが

ではよく噛むことによってどのような効果が得られるのでしょうか?

  1. 肥満防止
  2. 記憶力向上
  3. 体温の上昇
  4. ストレス解消
  5. 栄養の吸収を高める

という5つの効果があります。

1.肥満防止

食べ物を噛むには当然歯を使います。歯で得た感覚を歯の根の膜を通して脳を刺激します。この時に神経系ヒスタミンという物質の生成が促進されます。

神経系ヒスタミンは満腹中枢を活性化させることが研究でも明らかになっています。

噛む行為そのものが満腹中枢を刺激するので、満腹感を得られることができます。満腹中枢が刺激を受けると肝臓や筋肉に貯められているグリコーゲンという糖分がグルコースという形に変わって血液中に放出され、血糖値が上がります。

こうなると満腹中枢がさらに刺激されて、食べ過ぎを防止してくれます。

早食い、よく噛まない食べ物、食べ方が習慣化していると満腹感を感じられずに、知らず知らずに食べ過ぎが習慣になってしまいます。

例を挙げると

りんご1個をジュースにするのと、りんご1個よく噛んで食べた時はどちらが満腹感を得られるでしょうか?

当然ながらりんご1個食べる方が満腹感を得られます。

 

 



2.記憶力向上

マウスを使った実験で面白いものがあります。

人間で換算すると65歳ほどのマウスに学習、記憶力を測る実験です

内容:水面を小さなビーズで覆ったプールにマウスを泳がせます。ビーズで覆われているので水中は見ることができません。そしてプールの一部にマウスの足が届く休憩台を設置して休憩ができるようにしました。

 

実験1:正常のマウスは泳ぎ初めてから休憩台を見つけるまで1分かかりました。毎日同じことを繰り返すと、1週間後には10秒ほどで最短距離でたどり着くことができました。

実験2:奥歯を削り噛みにくい状態にしたマウスを同じように泳がせました。結果は1週間経っても休憩台の位置を把握できず、30秒以下に時間短縮を図ることができなかったそうです。

実験3:実験2で使ったマウスの歯を治療し、正常な歯に治して同じ実験を行いました。すると日に日に学習、記憶力が向上し、1週間後には20秒ほどで休憩台にたどり着けることができました。

 

この実験でもわかるように、噛むことによって脳の海馬が刺激されて、記憶力、学習能力が向上することがわかってきました。

歯がない、入れ歯の割合が高い人は認知症になりやすいという研究データもあります。自分の歯がないことによって、歯の根の膜から脳に刺激が伝わりにくいので、脳が活性化されず、記憶力が低下してしまうことが要因の一つだと推測できます。

私の父も以前歯が悪く、それを放置していた時期があります。お湯でも染みるという状況だったので、かなり歯のコンディションは悪かったことでしょう(歯科医からもう少し放置していたら歯周病になっていたと言われたようです)

その時はかなり記憶力が悪く、すぐ忘れてしまうということが多々ありました。

しっかり歯を治すように言い、歯医者に約1年かけて通い歯をしっかり治したところ、忘れっぽいところが改善されたことを今でも覚えています。

よく噛むためには歯のコンディションをしっかり整える必要があります。定期的に歯科検診を受けるようにしたいですね。



 

3.体温上昇

食事をすると体が温まってきたことを感じることはありませんか?

温かいもの、冷たいもの問わずよく噛んで食べると体の酸素の消費量が増大し、体が温まります。

噛むという行為は体脂肪を分解して活動のためにエネルギーに転換することを可能にさせるという研究データもあります。

ここでひとつ面白い実験をまた紹介します。

犬を使った実験です。内容は

同じ食事を「噛んで食べる犬」と「直接胃に流し込む犬」に分けて比較するというものです。

結果はというと「直接胃に流し込む犬」の方が消費エネルギーが低く、肥満傾向になったとのことでした。

よく噛むことによって肥満防止に繋がる。

そして

  1. 満腹中枢が刺激される
  2. 体脂肪を分解させる

この2つをしっかり頭に留めて、よく噛む習慣を身につけたいものですね。

 

4.ストレス解消

現代人は常にストレスを抱えているといっても過言ではないでしょう。

十数年前の調査結果では

男性は約80㌫、女性は約85㌫が普段の生活でストレスを抱えているという結果が出ています。

十数年前ですので、もっと数字は上がっている可能性は十分に考えられます。

ストレスやストレス食いで太ってしまったという経験がある方は多いと思います。私のその1人です。

脳内には扁桃体という箇所がありますが、ここはストレスを不快情報として捉えることが研究で明らかになってきています。

扁桃体は海馬の近くにあります。人の感情に対する中枢であると考えられています。ストレスに反応した扁桃体はよく噛むことによって軽減されることも研究でわかってきました。

ライオンなどの猫科の動物は上手くいかなかったり、ストレスを感じるとそれを噛んで発散させるようです。

 

ストレスを感じたら普段よりも噛むことを意識し、ゆっくり食事することを心がけましょう。

ストレス解消法は「食べる」ことではなく「よく噛む」ことです。食べることに結びつけないように注意しましょう。

 

5.栄養の吸収を高められる

食べ物を口に含んでよく噛んだ時と噛まずに飲み込んだ時ではどのように消化、吸収が変わってくるでしょうか?

よく噛まずに飲み込んだ食べ物は胃や腸で消化、吸収に時間がかかってきます。胃液は強い酸化作用を持ちます。食物を分解している間、胃壁を刺激します。その結果、胃もたれや胃痛、不快感を感じます。

それが相まって栄養素の吸収にも影響し、噛んで食物を小さくした方が栄養の吸収力が高まることもわかってきました。

オーガニックの野菜をよく噛まずに食べるより、スーパーで売っている野菜をよく噛んで食べた方がより栄養素を取り込めると言う栄養学の先生もいらっしゃいます。

栄養をより多く取り込みたいのであれば、胃や腸の消化、吸収をスムーズにするために、やはりよく噛んで食べたいですね

 

まとめ

よく噛むことにはこのように良い効果がたくさんあります!

反対に早食いや飲み込むことには良い点というものはあまりありません。良い効果をしっかりと理解した上で、ご自身の食事を今一度見つめ直してみましょう。

次回はよく噛んで食べるコツをお送りします(^^)

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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